ロストリバーデルタ
この記事はテーマパークのBGSや情報をまとめていきます。今回は「ロストリバーデルタ」についての特集です。
基本情報
「ロストリバーデルタ」は東京ディズニーシーのテーマポートの一つで、下の地図の場所です。「レイジングスピリッツ」や「インディ・ジョーンズ」がある場所です。
(公式アプリより)
さらにこのエリアは細かく2つに分類されます。上の地図で赤い部分が遺跡側、黄色い部分が集落側になります。
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ストーリー
ここからはBGSをまとめていきます。
「ロストリバー・デルタ」は1930年代の中央アメリカです。
このエリアは1880年代の前半にハリケーンの襲来によって現れました。
インディ・ジョーンズの神殿やレイジングスピリッツなど多くの遺跡が存在しており、世界中から考古学者、冒険家さらには一攫千金を狙うものたちが集まってきました。
そこで、人々は訪ねてくる人のために遺跡の近くに小さい村を作りました。
その小さい村(集落的な感じです)が橋を渡る手前で、橋を渡った先がいくつもの遺跡が存在しています。
3つの橋
東京ディズニーシーには多くの橋が存在します。このロストリバーデルタにもメインの橋が3つ存在します。
ポートディスカバリー側から順に紹介します。
☆ プエンテ・デル・リオ・ペルティード(puente del río perdido)
この橋はフランス語で「失われた河の橋」という意味です。
探検家たちが作った橋と言われており、要するに素人が作った橋です。
そのため、作りが適当に見えます。
☆ プエンテ・アル・テンプロ(puente al templo)
この橋はフランス語で「神殿への橋」という意味です。
インディ・ジョーンズへ向かってかかっていることから、神殿への橋と名付けられたのでしょう。
この橋もプエンテ・デル・リオ・ペルティードと同様にいい加減な作りに見えますが、これには少し違うストーリーがあります。
この橋は短期間で一気に作られました。そのためそこらにある丸太などを作って作られたので、適当な作りなっています。
☆ プエンテ・ブエナ・ヴィスタ(puente buena vista)
この橋はフランス語で「美しい眺めの橋」という意味です。
この橋は遺跡の調査のために大きな荷物を運べるように大きく作られています。
アメリカンウォーターフロントとのつながり
ここまで説明したように、ロストリバーデルタには多くの探検家が遺跡を調査しにやってきていました。
その中でも皆さんが知っている人もここにきていました。それは「ハイタワー三世」です。
彼は世界中から珍しいものを集めることが大好きでしたよね。そう考えるとそんな彼がここにこないわけがありませんね。
そしてその証拠がこちらです。
「PARK AVENUE」と書いてますよね。これは、タワー・オブ・テラーの前にある広場です。
ハイタワーはここで何か遺跡を奪ってアメリカに送りつけようとしていたのかもしれません。
首を並べていた階段
この写真はロストリバーデルタの階段の写真です。階段をよく見ると多くの骸骨が描かれています。実はこれもこの時代背景にマッチしたBGSの1つです。
これは「ツォンパントリ」がモデルになったのではないかと考えられます。そのツォンパントリは下の写真です。
参考文献:https://4travel.jp/overseas/area/latin_america/mexico/chichen_itza/kankospot/10386379/tips/11903816/
「ツォンパントリ」は生贄となった人の頭を並べて見せるための台として使われていたと言われています。マヤやアステカの文明で見られるらしく、ロストリバーデルタの時代背景にもマッチしています。
さらに、この階段はインディ・ジョーンズの近くで見られます。
インディ・ジョーンズでは、若い女性が生贄となり、遺跡の頂上から中に落とされたというBGSがあります。
つまり、インディで生贄になった女性の頭はここに並べられていたのかもしれませんね。
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