ホーンテッドマンション
第1回では基本的な情報、ストーリー、登場キャラクターをまとめてきました。
第1回の記事はこちらをご覧ください。ホーンテッドマンション 第1回 BGS
第2回では第1回でも少し触れた期間限定バージョンのホリデー・ナイトメアについてまとめていきます!
まず、第2回以降の記事の参考文献として利用している、オススメのホーンテッドマンションについて書かれてある本を紹介します。
「ホーンテッドマンションのすべて」という本です。世界のホーンテッドマンションについて、そしていかにして生まれたかということまでがこの1冊で学ぶ事ができます。興味のある方は下のサイトから見てみてくださいね!
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ホリデー・ナイトメアー
東京ディズニーランドとカリフォルニアのディズニーランドでは、ハロウィンから翌年の1月頃まで期間限定で、通常のホーンテッドマンションの運営を中止し、「ホーンテッドマンション・ホリデー」と称し、特別バージョンを運営しています。東京では、「ホリデー・ナイトメア」と呼ばれます。
このバージョンは映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をモチーフにして作られており、通常盤とは外装や内容、ストーリーまで大幅に変更されています。
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ストーリー
通常版とは少し異なるストーリーをまとめていきます。
ハロウィーンの人気者である「ジャック・スケリントン」はハロウィーンタウンには何かが足りない、とずっと思っていました。その時にジャックは「クリスマスタウン」の明るい街を見て、我々もクリスマスをしようと決心するのです。そして、自分たちなりに、クリスマスを真似していきます。ジャック自身はサンディー・クローズになりました。(サンタクロースを聞き間違えたみたいです笑)そして、サンディ・クローズが来るのを楽しみに待っている幽霊達がいる「ホーンテッド・マンション」にいきます。屋敷の中では、幽霊達が飾り付けをしていたりと、何か少し違う、クリスマスを楽しんでいます。
登場キャラクター
通常盤とは異なるキャラクターをまとめていきます。
*ジャック・スケリントン
ストーリーにも出てきましたが、クリスマスタウンに魅了され、「サンディ・クローズ」になることにしました。
*サリー
ジャック・スケリントンのガールフレンドです。フィンケルスタイン博士によって作れた人形です
*ゼロ
ジャックのペットで、空を飛び回る幽霊犬です。
ホーンテッドマンション・ホリデーの歴史
ここでは、どのようにして「ホーンテッドマンション・ホリデー」が生まれたかをまとめていきます。
1997年に「イッツ・ア・スモールワールド“ホリデー”」が始まりました。これはご存知の方が多いとおり、イッツ・ア・スモールワールドのクリスマスバージョンです。これが大成功しました。そこで他のアトラクションでも、同じようなことができないのか、とディズニーランド運営陣は考え始めました。クリエイティブ・エンターテイメント・ディレクターの「スティーヴ・ダヴィンソン」は次のような言葉を残しています。
「ゲストはアトラクションの特別バージョンというアイデアを気に入ってくれました。ゲストは元のライドの記憶を蘇らせながら、ホリデーバージョンで新しい思い出を作ります。さらにゲストはお気に入りのライドを我が物のように思っており、自分たちのライドがどのようになったのかを見に行かなきゃと思うはずです」
ということで、「ホーンテッド・マンション」でも期間限定バージョンを採用することは濃厚になったわけですが、どのようなものにするかという事がここから考え始められました。イマジニア達はチャールズ・ディケンズの名作「クリスマスキャロル」をアトラクション中で再現することを提案しました。しかし、パーク側が同意しませんでした。
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次に思いついたのは1823年に発表された詩「サンタクロースがきた」でした。そこで、どうせサンタクロースを持ち込むなら、ティム・バートンの『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を使ってはどうかとなりました。このコンセプトがスティーブの指揮のもと練り上げられていき、2001年10月に「ホーンテッドマンション・ホリデー」としてオープンしました。
日本での導入
カリフォルニアのディズニーランドで大成功を収めた「ホーンテッドマンション・ホリデー」ですが、次に、マジック・キングダムのホーンテッドマンション用に新たに「ホリデー」のプロットの作成を始めました。しかし、マジック・キングダムが導入の中止を決めたことから、作られていたプロットは日本に導入することになりました。東京のホーンテッドマンションはキングダムのものを基に作られていいたので、そのまま導入する事が可能だったのです。
第2回ではクリスマスの特別バージョンについてまとめてきました。第3回以降は通常バージョンの中での細かい設定なども書いていきます。ぜひご覧ください。