空飛ぶダンボ 第1回 BGS

スポンサーリンク

空飛ぶダンボ

今回はファンタジーランドにあるアトラクション「空飛ぶダンボ」についてまとめていきたいと思います。小さい頃よく乗っていたと言う方も多いと思いますし、子供ができて子供と一緒に乗ったと言う方も多いと思います。そんな空飛ぶダンボには実は信じられない過去がありました。それをまとめていきたいと思います。
この記事も「ディズニーランドの秘密(新潮新書)をメインに考察しています。その本はこちらからどうぞ!

ディズニーランドの秘密 (新潮新書) [ 有馬哲夫 ]

価格:770円
(2020/3/30 22:13時点)
感想(4件)

基本情報

オープン日:1983年4月15日(TDLと同時オープン)
所要時間:約1分30秒
定員:1台2名×10台
最高高度は約4mと言うことで、スリルが少なく年少者でも楽しめるアトラクションとなっていますね。

ストーリー

いつも通りBGSを考えていきますが、このアトラクションにもBGSがあるのかと思われる方が多いかもしれません。ですが、もちろん存在します。
まず、1941年のディズニーアニメ「ダンボ」がモチーフになっていると言うことが基本です。そのためこのBGSを理解するためには、ある程度「ダンボ」のストーリーを知っておいた方がいいので、めちゃくちゃ簡単にまとめておきます。
ダンボというのは象ですが、他の象と大きな違いがありました。それは耳が大きいこと。それを理由にいじめられてしまっていました。それをみたサーカス団員のネズミ「ティモシー」がダンボをサーカスの主役にすることを提案しました。しかし、そのショーは失敗。ショックでお酒が入った水を飲んでしまった二人はそのまま眠りに落ちてしまいます。その夜、夢でピンクの象が酔っ払って踊っている夢を見ていました。翌朝目を覚ますと、二人は木の上で寝ていました。そのとき、ダンボにカラスたちが、空を飛べるようになる魔法の羽を授けてくれ、見事崖から飛ぶことができました。。。

とこの後はまだまだ話が続くのですが、今回はここまで。

ダンボ【Blu-ray】 【Disneyzone】 [ エドワード・ブロフィ ]

感想(4件)


BGSをまとめていきます。このアトラクションはサーカスの演目の1つです。我々ゲストを大空への旅にダンボが連れて行ってくれています。さらに、アトラクションの真ん中のミラーボールの上にいるのが「ティモシー」。彼が指揮をとってそれに合わせてダンボが飛ぶという演目だったのです。

他のアトラクションには少ない大きな特徴

「空飛ぶダンボ」というアトラクションは他のアトラクションとは異なったある特徴があります。ほとんどのアトラクションは東京にはあるけれど、他のパークで見られない!とかその逆も然りです。また、他のパークに導入するにあたって内容が大幅変更されていたり、というものがほとんどです。
しかし「空飛ぶダンボ」だけは世界のパーク全てに存在し、ほとんど同じ内容で存在します。(ダンボの数が違ったりの差はありますが。)
これは「空飛ぶダンボ」の大きな特徴の一つです。「ダンボ」というアニメは移動式のサーカスでいろいろな所を巡りますよね。だからダンボのアトラクションも世界の全てのパークに巡り存在しているんじゃ無いかなと、とも考えたりします。

実は一旦却下された?

ストーリーを重視するのがディズニーランドで、ウォルト・ディズニーでした。そのように考えるとこのアトラクション少し気になることがありませんか?ダンボがなぜ10匹もいるんだ?と思った方はウォルトと同じ発想です。
元々、イマジニアが今のアトラクションを提案したとき「10匹もダンボがいるなんておかしいだろ!だめだ!」とウォルトは却下しました。それに対して新たにイマジニアが提案したのが、ピンクの10匹の象。「ダンボ」のストーリーで少し(わざわざ)ふれましたが、ダンボは酔って10匹の象が踊っている夢を見ました。だから、酔っているから、目の前がぐるぐるで10匹の象が見えたという設定なら問題ないというものでした。しかし、これに対してウォルトは「子供が乗りたいと思うアトラクションの設定が酒に酔って、、というのは考えられない。これならダンボが10匹いる方がマシだ」と言いました。
このような流れでいまの「空飛ぶダンボ」があります。下手したら、いまダンボがあるところにピンクの象が10匹飛んでいると考えると、わたし的にはウォルトがよくぞ却下してくれた。という感じです。

タイトルとURLをコピーしました