ドナルド・ダック
今日、6月9日はドナルド・ダックの誕生日です。
今日の記事はドナルドについてまとめていきます。
歴史
1934年6月9日にミッキー作品と並行して作られていた短編シリーズ「シリー・シンフォニー」の『かしこいめんどり』でデビューしました。
『かしこいめんどり』の主役はタイトルの通り、賢く働き者のめんどりです。ドナルドは、そのめんどりに仕事を頼まれては仮病を使ってサボるような怠け者で、最後にはめんどりにやり込められるというキャラクターでした。
しかし、そのアクの強さが人気をよびその2ヶ月後に「ミッキーの芝居見物」で「ミッキーマウスシリーズ」に登場しました。
ドナルドの凄さ
上で歴史についてまとめましたが、ドナルドの凄さは、「ミッキーマウス・シーリズ」がデビューではないということです。
グーフィーやプルートなど最初からミッキーの仲間として「ミッキーマウス・シリーズ」でデビューしたのに対し、ドナルドは後からミッキーの仲間に迎え入れられました。
懐かしのワンマン!さらに懐かしの旧フェイス!
デイジー・ダック
ドナルドの恋人といえば、あのセクシーな「デイジー・ダック」ですね。
ミッキーマウスにもミニーがいますが、彼らは初めからずっと付き合っていました。それに対し、ドナルドははじめは独り身でした。
ドナルドがデビューした2年半ほど後の1937年1月に公開された『ドナルドのメキシカン・ドライブ』でデイジーが登場します。その当時はデイジーダックではなく、「ドンナダック」という名前でした。
1940年公開の『ドナルドのダンス大好き』でデイジー・ダックとして再登場します。そこで、正式にドナルドの彼女になりました。
特徴的な声
ドナルドといえばあの特徴的な「ぎゃあぎゃあ」というような声ですよね。初代声優は「クラレンス・ナッシュ」です。彼は「かしこいめんどり」から51年間もドナルドの声を務めました。
これを受け継いだのが2代目声優「トニー・アンセルモ」です。彼はディズニーのアニメーターでしたが、クラレンス・ナッシュに3年間弟子入りをして、この声をマスターしました。クラレンス・ナッシュの死去から2代目声優を務めています。
初代声優
「クランレス・ナッシュ」
ドナルドダック効果
先ほどまとめたように、彼の声は特徴的です。この声がヘリウムガスを吸い込んで発声したときの声に似ているため、パーティーグッズの声変わりのガスを吸った時に声が変わることを「ドナルドダック効果」などと言われています。
※ヘリウムガスの吸入は危険ですので、声変わり専用の市販のガスを利用し、安全に注意するようにしましょう。
この記事は主に「ミッキーマウスクロニクル90年史」を参考文献として書かせていただきました。
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